オレオレ詐欺実験
少し前からマスコミをにぎわしている「オレオレ詐欺」。息子や孫をよそおい、「交通事故の示談金をすぐ振り込んでくれ!」とか「ヤクザの車にぶつけて…」とか言って、善良なるおじいちゃん・おはあちゃんから金をせしめる、というあれです。 実は会社の後輩の親父がそれに騙されそうになったらしく、本社まで確認の電話をしてきたそうな。う〜ん対岸の火事かと思っていたのだが、結構身近にあるもんじゃん、なんて思ってたら急に「うちの親は大丈夫だろか?」なんて心配?になってきて、「こいつは一発警告したほうがいい」と思い、実験を決行。てゆーか、単純におもしろそうだし。あ、いや、純粋に親が心配だからだよ。そんな、ネタづくりのための興味本位なんてことは…ありましたね、多分に。はい。 |
えー、今回の実験を成功させるために、綿密なシナリオを作成しました(うそです)。とにかく声で一発でバレてしまっては、せっかくの企画も台無しになってしまうので、オレの声色を総動員してすこしくぐもった声でいくことにしました。ホントは他人にやってもらうのが一番確実なのですが、こんなくだらない企画を他人に説明するのが恥ずかしかったので、自身でやることにしました。ポイントは以下のとおりです。
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| あらかたのポイントが決まったら決行です。ちょっと緊張しながら、実家にTEL。居るかな…?トゥルルルル、トゥルルルルル……ガチャ。(ここからはわかりやすいように、オレのセリフを黒、母親のセリフを青にしてみました。) 「はい、〇〇でございます」(いつもながら愛想がよい) やばいな、会話が続かない。というわけで、「ママ作戦」実行。 「オレオレ。ママ?」 まずい。セリフが出てこない。しかも親の方は完全に不信感を抱いている… 「あのさあ、えいぎょ…」 ガチャン☆!ツーツー… 「…………(汗)」 いやー、なんというのかな。「ピシャリ!」ってカンジだね。あまりの断りっぷりに、逆に爽快感さえ感じるね、自分の親ながら。 というわけで、安易に「アキラなのかい?」なんてサギ相手に絶好のエサをふりまくセリフを発することなく、うちの親は電話を切ってしまいました。心配するまでもなかったですね、うちの親は。合格です。 さて、ネタばらしをしようともう一度電話したのですが…でない。留守電になっちまう。4回ほどかけなおしたけど、でない。これってひょっとして… 警戒されてる? 間違いない。ひょっとしてナンバーディスプレイか、と思い、違う電話からTEL。やっとつながった。 「オレオレ。アキラ。なんででないの?」 …すごい、完全にオレじゃないと思ってる… 「変ってどんな?」 …ヘンタイだと思われてたのか…息子なのに… 「あるもんだねえ。オレオレ詐欺」 アンタは大丈夫だ、母さん。 (2003年11月8日) |
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